「暑がりです」、「汗っかきです」、「手足がほてります」。
こういう人でも冷え性の人が少なくありません。
一般に冷え性というと、手足の冷えを思い浮かべますが、
体の中心の、お腹のあたりが冷えないことが大事です。
ちょっと動いたり、食事をしただけで大汗をかいてしまうのは、
体内に水分が多すぎるため、余分な水分を捨てているのです。
また、手足がほてるのは、体内の熱が外へ逃げている状態です。
気をつけたいのは水分の摂りすぎです。
「美容と健康のために、一日数リットルの水を飲みましょう」
こういう話をよく聞きますが、
もし飲みたくないのなら、飲まないほうがいいのです。
尿や汗として、充分に排泄できていればいいのですが、
水分が体に溜まると体を冷やし、健康を阻害する恐れがあります。