ウエストが3〜5cmも、押さえつけられて縮まるほどです。
この状態では、血液が一斉に心臓に戻って、肺や心臓の負担が増えるのです。
お風呂に入ると疲れるという人は、これが原因です。
半身浴は、下半身だけに水圧をかけるので、重力によって下半身にたまった血液を、心臓に押し戻す効果があります。
これは、寝ている時と同じ血流状態で、一番安全な状態といえるのです。
副交感神経を刺激しますので、リラックスできます。
また、むくんだ足を水圧で揉みほぐすマッサージ効果もあります。
お湯の温度管理も重要です。
人間の体は、上半身と下半身で、適温と感じる温度が違います。
下半身がちょうどいいと感じる温度のお湯で全身浴をすると、上半身には熱く感じます。
それで、体の中が温まらないうちにお湯から上がってしまって、湯冷めするのです。
半身浴では、下半身で温められた血液が、全身に循環して体の内側からゆっくり温まります。
体の芯から温まるので、湯冷めせず、冷え症の防止にもなるのです。
■かけ湯
■半身浴 2
■足浴
■手浴・肘浴
■温冷浴
■顔浴