入浴法 - 半身浴 2

入浴法 - 半身浴 2(湯治を自宅で…)

浴槽に入る前に、お湯に体を慣らすため、かけ湯をします。
その際、上半身にお湯をかけると、水分が蒸発するときに体温を奪ってしまって寒いので、かけ湯は下半身だけにしましょう。
特に寒い時期は、足先から順に上へと、たっぷりのお湯を使いましょう。
半身浴といいますが、実際はどこまで浸かればいいのでしょう。
肺や心臓に負担をかけないのが絶対条件ですので、それさえ守れば「ここまで」という定義はありません。
おへそより5〜10cmくらい上が目安です。
風呂場の椅子を使うと、姿勢が楽になるので、長い時間でも疲れません。

浴室は、ちょっと寒いかなと感じるくらいが適温です。
体が温まるまでは、乾いたタオルを羽織ると寒くありません。
薄手の長袖を着るという技(笑)もあります。

お湯の温度は37℃から、寒い時で40℃くらい。
上半身が感じる温度が低いので、お湯はぬるま湯でも温かく感じます。
熱いお湯は、血液の粘性が上がり、血圧も上昇させるので、心臓の弱い人や高血圧の人は注意が必要です。

汗をたくさんかきますので、水分補給のため、ミネラルウォーターなどを用意しましょう。
浴槽の蓋をテーブル代わりに使うと、本なども読めますので退屈しません。
また、蓋で蒸気をこもらせるので、蒸し風呂効果も得られます。

かけ湯
半身浴 1
足浴
手浴・肘浴
温冷浴
顔浴
posted by yunyun at 2005年12月08日06:23 | 家庭で簡単入浴法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする